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「ジブリの大博覧会」沖縄会場のおすすめポイント!限定グッズ・評判・アクセス情報

沖縄県立博物館・美術館の入口

ずっと楽しみにしていた「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」沖縄会場がいよいよ始まったので、遊びに行ってきました!

沖縄会場へのアクセス・開催期間・チケット料金などの基本情報から、主な展示の見どころや、実際に訪れた感想、沖縄会場でしか見られない展示や限定グッズについてもご紹介します。

  • 「ジブリの大博覧会」沖縄会場に行くか迷っている方
  • 他の会場に行ったけど沖縄会場も行きたいと思っている方
  • 沖縄会場には行けないけど気になっている方

 

これらの方にぜひ読んでいただきたい記事となっています!

「ジブリの大博覧会」とは?

「ジブリの大博覧会」とは、風の谷のナウシカ、となりのトトロ、千と千尋の神隠しなどで知られるスタジオジブリの30年の歴史を振り返る特別展示です。

2015年からスタートし、これまで国内9か所(愛知・新潟・東京・長崎・大分・兵庫・広島・富山・福岡)、国外1か所(韓国)で開催されてきました。

以下、公式ホームページからの引用です。

スタジオジブリの設立から30年間の歩みを体感できる特別企画。「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。会場では当時を振り返るポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開のものを含む膨大な数の資料が所狭しと展示空間を圧倒します。

 

そんな「ジブリの大博覧会」が、ついに沖縄に上陸しました!

「ジブリの大博覧会」沖縄会場の詳細
~会場・日程・チケット料金・注意点~

「ジブリの大博覧会」沖縄会場の基本情報は以下の通りです。

会場 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
開催期間 2019年7月13日(土)~2019年9月8日(日)
開館時間 9:00~18:00(最終入場:17:30)
※土曜日のみ20:00まで(最終入場:19:30)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
チケット料金 ・大人:1400円
・高大専生:1000円
・中学生:700円
・小学生以下:無料(※必ず保護者同伴で入場)
※前売りチケットの販売は終了しています
主催 琉球放送・沖縄タイムス社
問い合わせ先 琉球放送事業推進
(月~金/10時~17時※祝祭日を除く)
電話番号:098-988-5000
  • 夏休みがまるごと被る嬉しい日程!
  • 小学生以下は入場無料!(保護者の同伴が必要です)
  • チケットは事前にプレイガイドで購入しておくと当日の入場がスムーズに!
    (★ローソンチケット ★セブンチケット

※もし当日混雑していると、チケット購入列と入場待機列の2回並ぶことになってしまいます。

【会場内注意点】

  • 飲食物は持ち込み禁止です
  • ベビーカーは持ち込み禁止です
  • 傘は持ち込み禁止です(会場外に傘用のロッカー有)
  • 写真撮影禁止です(一部可能エリアあり)

「ジブリの大博覧会」沖縄会場レポート!
見どころ・感想など

 

ここからは、実際に「ジブリの大博覧会」沖縄会場に行ってきた様子をレポートします。

 

会場入口に向かうと、まず目に入ってくるのがこちら!

入場前、チケットを購入しなくても見られるエリアに、いきなり「天空の城ラピュタ」に登場する飛行船です…!

不定期に上下に動いたり、ピカピカ光ったりと目が離せません…!

こちらは撮影可能で、展示を見終わって会場を出た後でも再度ゆっくり見ることができます。

居合わせた方がみなさん嬉しそうに見上げていたのが印象的でした。

 

いよいよ会場に入ります!

入口からワクワクしますね…!こちらもラピュタですね!!

会場入口

 

チケットを切ってもらい、会場マップを貰います。

会場案内図

順路に沿って、主なものをレポートしていきます!

 

「ジブリのバー」

こちらの空間は、スタジオジブリに実際にある、打ち合わせや休憩をするスペースを再現している部屋とのこと。

バーカウンターの中で、大きなトトロが迎えてくれます!

思わず抱きつきたくなりますが、残念ながら触ることは出来ません…。

小さな空間ですが、さり気なく置かれた小物のひとつひとつにもこだわりが感じられるので、よく見てみてくださいね。

有名なシーンを再現した貴重なフィギュアも…!

カウンター横にある階段は、上ることはできませんが…近づいて階段の上の暗がりを覗き込むのを忘れないでくださいね。見逃すと勿体ないですよ!

 

 

「ジブリのポスター」「ジブリの宣伝」「メディアとジブリ」

今回の展示のメインでもある宣伝資料が、所狭しと展示されています。

目を引くのは、これまでの発表された歴代のジブリ作品のポスターや、貴重なラフ画など。

ジブリでは、ひとつの作品でも何パターン化のポスターを作るそうです。
見比べることで、同じ作品でもポスターによってだいぶイメージが変わることがわかります。

ポスターだけでなく、作品のタイトルやキャッチコピーが誕生するまでの経緯や、携わった方々の苦労がわかる文書のやりとり、宮崎監督の手描きの企画書なども読みごたえあり!

たった一行のタイトルやキャッチコピーが決まるまでに、何度も何度も意見を交わし、より良いものにしようという熱意が伝わります。

「あの映画のタイトルは、最初は〇〇だったんだ!」と驚いたり、

「あのキャッチコピーには、そんな思いが込められているんだ…」などと関心したり…

見事なのは、どの作品のキャッチコピーもタイトルも、やはり最終的に決まった案が一番その作品の良さを表しているように感じること。

そして、スタジオジブリの知名度がなかった初期の頃は、アニメ制作会社でありながら自分たちで広告・宣伝も戦略をたてるのは並大抵なことではなかったのだろうなとうかがい知ることができました。

見ごたえのある資料がたっぷり!時間をかけて見る価値ありです!

 

「ジブリの倉庫」

一瞬、「もうグッズ販売エリア?」と思うほど、所狭しとジブリのグッズが展示されています。

グッズと言っても、一般に販売されてきたものだけではありません。

キャンペーンのために作成された一点物の大きなフィギュアや、映画関係者に配られた非売品の腕時計など、普段は目にする機会がない貴重なものも多いので、見逃さないでくださいね。

初代トトロのぬいぐるみは、なかなかインパクトがあったので探してみてくださいね!

個人的に印象に残っているのは、「耳をすませば」に登場するバロンの大きなフィギュアです。欲しい…

とにかくたくさんのグッズがあるので、目移りしてしましまいます。
お気に入り作品のものを見逃さないように隅から隅まで見てくださいね!

 

「ネコバス」

説明不要!
「となりのトトロ」に出てくるネコバスがドーン!

ねこバス

嬉しいのは、会場内で唯一このエリアだけは撮影可能ということ!

撮影だけでなく、ネコバスの中に入ったり触ることもできますよ。

ちゃんと行き先が「おきなわ」になっているのもニクイ演出ですね。

しかも映画本編と同じように、一文字だけ逆さまになっています。

会場内で唯一の撮影可能ポイント!
ネコバスの顔の近くの窓から顔を出したり、映画と同じように後部座席に座って撮るのが定番ですよ!

 

王蟲(オーム)の世界

「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲、腐海の植物・生き物たちが…巨大フィギュアで見事に再現されています。

気になる王蟲の大きさは…高さ約3.8メートル、全長約8.5メートル!

大人が真横に並んでみても、充分な迫力です。本当にその世界に迷い込んだかのような、ちょっとだけ不気味な雰囲気も感じられます。

写真が撮れないのが残念ですが、もし撮れても、生で見る感動はとても伝わらないでしょう。

特に良いと感じたのは、決まった角度からだけでなく、展示物のまわりをぐるっと歩いてどの角度からも見られるように配置されてあること。

細部まで丁寧に作り込まれていて、怖いような美しいような…不思議な印象についつい言葉を失います。

 

そしてこの「王蟲(オーム)の世界」は、ちょっとレア度が高い展示なのです!

なぜなら、これまで10会場で開催されてきた「ジブリの大博覧会」の中でも、沖縄の直前の福岡会場で初めて登場した展示だから。

これまで福岡以外の会場を訪れた人も、「王蟲の世界」のためだけにもう一度訪れてもよいくらい価値がありますよ!

 

このエリアで少し心配なのは、小さなお子さんは怖がるかもしれないということ。

実際に、未就学児くらいのお子さんが大泣きして早々と退室していました…。

終了している福岡会場と沖縄会場でしか見られない貴重な展示!
360度好きな角度から眺められて迫力満点です。

 

「ジブリの大博覧会」沖縄会場限定!
沖縄の〇〇・限定グッズ!!

ここからは、「ジブリの大博覧会」沖縄会場だけの限定おすすめポイントを紹介します。

ここでしか会えない!沖縄のトトロ!

 

チケットを切ってもらった後、会場に入る直前に「沖縄のトトロ」がいるので見逃さないでくださいね。
(入場列が混んでいると見逃してしまうかも)

スタッフの方に確認したところ、こちらはギリギリ会場外なので撮影可能とのこと!

 

なかなかインパクトのある風貌ですよ。

 

じゃん!

陶器で作られたトトロ

「沖縄のトトロ」は、沖縄の伝統工芸・壺屋焼の作家である新垣光雄さんが制作されたものだそうです。

シーサー風のトトロ…でしょうか?

周りに敷き詰められたガラスは、琉球ガラス作家の稲嶺盛吉さんの作品。

沖縄の青い海と、南国らしい濃い緑の木々を表しているのでしょうか?

沖縄独特の雰囲気がありながら、自然の美しさが印象的なシーンが多いジブリの世界ともマッチしていて素敵です。

陶器のまっくろくろすけたちもカワイイ!

 

沖縄会場限定グッズ!

沖縄会場限定で販売されているグッズは、次のようなものがありました。

  • トトロの手ぬぐい【沖縄限定柄】:1,080円(税込)
  • ネコバス×シーサーのピンズ:702円(税込)
  • ネコバスぬいぐるみ風パスケース(行き先が「おきなわ」):2,376円(税込)

 

小トトロとゴーヤー柄の手ぬぐいを購入。
沖縄限定の手ぬぐい
グッズ売り場は、全ての展示を見終わって気分が高まっている所で現れます。

限定のもの以外にもたくさんのグッズがあるので、つい買いすぎてしまうかも?

東京にある「三鷹の森ジブリ美術館」のグッズを購入できるチャンスでもありますよ!

  • 沖縄会場限定グッズあり!
  • 3,240円以上購入で、限定のショッパーに入れてくれます!

 

「ジブリの大博覧会」沖縄会場の評判は?

「ジブリの大博覧会」沖縄会場は、開幕から大盛況でたくさんの人が訪れています。

なんと、会場である沖縄県立美術館・博物館の過去最高記録を既に更新!

その4日後には12万人…

閉幕まで、一体何人まで伸びるのか楽しみですね。

「ジブリの大博覧会」沖縄会場へ行こう!

見どころたくさんの「ジブリの大博覧会」沖縄会場!

沖縄に住んでいる方はもちろん、夏休みで観光に訪れる方も時間があればぜひ訪れて欲しいです。

会場アクセス・駐車場など

会場となる沖縄県立美術館・博物館へのアクセスなど、会場の詳細は以下の通りです。

住所 〒900-0006
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
アクセス ・那覇空港から車で約30分(カーナビマップコード:33188675)

・沖縄都市モノレール「ゆいレール」おもろまち駅下車、徒歩10分

・【那覇空港発バス】
99番線:おもろまち3丁目バス停下車→徒歩5分
120番線:上之屋バス停下車→徒歩10分

・【市内線バス】
3・7・10番線:県立博物館前バス停下車
6番線:那覇メインプレイス東口バス停下車→徒歩5分

駐車場 ・一般駐車場:158台(うち身体障がい者用4台)
・駐輪場:25台
電話番号 098-941-8200(代表)

混雑状況・混雑予想

「ジブリの大博覧会」沖縄会場の混雑状況・駐車場の満車情報などは、公式ツイッターで確認できます。最新情報を得るにはこちらが便利。

また、会場の沖縄県立美術館・博物館の公式ホームページでは、その日の混雑予想や、団体客の予約状況を発表していますので、チェックしてみてください。

開催初日から3日間は連休だったこともあり、開館と同時に駐車場が満車になったり、入場に1時間かかることもあったようです。

その後やや落ち着いていましたが、夏休みに入ってからは毎日のように早い時間から駐車場が満車になり、入場列ができることも時々あった様子。

2019.8.20追記・閉幕まであと18日!

9月8日の閉幕がいよいよ見えてきました。

今後は土日を中心に混雑が予想されるとのことなので、まだの方はぜひ!

週末や閉幕間近は混雑が予想されていますので、時間の取れる方は早めの平日に行くことをおすすめします。

うちなータイムでも閉幕日は変わらないそうです…

「ジブリの大博覧会」沖縄会場・まとめ

「ジブリの大博覧会」沖縄会場は魅力がいっぱい!

  • 小学生以下は無料の嬉しい料金設定!
  • 30年の歴史を感じるたくさんの資料やグッズ!
  • ネコバスと写真が撮れる!触れる!
  • 全国を回ってきた「ジブリの大博覧会」の中でもまだ2か所目となる「王蟲の世界」!
  • ここでしか会えない「沖縄のトトロ」!
  • 沖縄会場だけの限定グッズあり!

沖縄に住んでいる方だけでなく、期間中に観光でいらっしゃる方にもぜひおすすめです。

あいにくの悪天候のときや、暑さに疲れてしまったときに半日過ごすのにちょうどいいですよ!

「ジブリの大博覧会」今後の日程は?

残念ながら沖縄会場に行くのが難しいという方にも、まだチャンスはありますよ!

ジブリの大博覧会は、沖縄会場に続いて岩手県での開催が発表されています。

  • 会場:岩手県立美術館
  • 開催期間:2019.11.30(土)~2020.02.16(日)
  • 主催:テレビ岩手

スタジオジブリの作品一覧
~「ナウシカからマーニーまで」いったい何作品?~

「ジブリの大博覧会」は、サブタイトルが「ナウシカからマーニーまで」とつけられています。

「ナウシカからマーニーまで」…一体何作品あるのか気になりませんか?

公開順に一覧を作成しました。

あなたはどの作品が好きですか?

作品名 公開年 監督
風の谷のナウシカ 1984年 宮崎駿
天空の城ラピュタ 1986年 宮崎駿
となりのトトロ 1988年 宮崎駿
火垂るの墓 1988年 高畑勲
魔女の宅急便 1989年 宮崎駿
おもひでぽろぽろ 1991年 高畑勲
紅の豚 1992年 宮崎駿
平成狸合戦ぽんぽこ 1994年 高畑勲
耳をすませば 1995年 近藤喜文
もののけ姫 1997年 宮崎駿
ホーホケキョ となりの山田くん 1999年 高畑勲
千と千尋の神隠し 2001年 宮崎駿
猫の恩返し 2002年 森田宏幸
ハウルの動く城 2004年 宮崎駿
ゲド戦記 2006年 宮崎吾朗
崖の上のポニョ 2008年 宮崎駿
借りぐらしのアリエッティ 2010年 米林宏昌
コクリコ坂から 2011年 宮崎吾朗
風立ちぬ 2013年 宮崎駿
かぐや姫の物語 2013年 高畑勲
思い出のマーニー 2014年 米林宏昌

「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までは、21作品でした!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
ひより
ひより
沖縄に移住して15年の兼業主婦です。 良い所もそうでない所も、リアルな沖縄生活を伝えます。