沖縄移住生活

沖縄移住のメリット・ベスト5!沖縄で15年生活して実感した良さとは?

大きな木

沖縄移住を考えたことがある人は、どのような生活を思い描いているでしょうか?

こちらの記事では、沖縄で15年生活してみて感じた、沖縄移住のメリット・ベスト5をご紹介します。

  • 沖縄移住を考えている方
  • 沖縄の生活に興味がある方

の参考になれば幸いです。

沖縄移住のメリット1.冬が暖かくて快適!

沖縄の冬はどのくらい暖かい?

沖縄と本土の気温差

全国的に最も寒さの厳しい2月。
沖縄とその他の地域では、どのくらい気温差があるのでしょうか?

今年(2019年)は、例外的に特に暖かかったので、2018年2月の気温を比較してみました。
データは、気象庁のホームページ「過去の気象データ」より抜粋し、表にしています。

最高気温(℃) 最低気温(℃) 平均気温(℃)
札幌 -1.0 -7.6 -4.2
東京 10.1 1.3 5.4
大阪 9.2 1.9 5.3
福岡 10.1 2.7 6.2
那覇 19.6 14.4 16.9

2月の最高気温の平均は、東京・大阪・福岡と那覇を比べると約10℃の差、また札幌と那覇を比べるとなんと約20℃もの差があります。

2018年2月の那覇市の最高気温は約20℃ですが、もちろん年によっては、もっと暖かくなることも。
私が移住してきてからの15年の間に、2月にクーラーを付けることも何度かありました。

平均気温は約17℃。
これは同じ2018年の東京に置き換えると、4月の平均気温(17.0℃)とほぼ同じ。

沖縄は、真冬でも東京の春並みの暖かさがあるのです!

ただし、海に囲まれた沖縄ならではの強い海風が吹く日は、体感気温はもう少し低くなります。
それでも、本土で生まれ育った私からすると、冬というよりも春か秋くらいの感覚です。

沖縄は「常夏」ではない!

時々テレビなどで「常夏の楽園・沖縄」などと紹介しているのを見かけますが、全然常夏ではないので信じないでくださいね。

冬に水着一枚で泳ごうとしている観光客の方いますが、地元の人に心配されています…。

たまたまその日が晴れて暖かくても、水温は下がっているので泳ぐのは現実的ではありません。
いくら天気が良くても、4月の東京で泳ぎませんよね?

沖縄でも、屋外プールはクローズしています。

ダイビングは年間を通してできますが、沖縄でも冬はウェットスーツなどで保温しているようです。

暖かい沖縄の冬!メリットは?

軽装で過ごせる

沖縄では、真冬用の服が必要ないので、とっても身軽で快適です。

厚手のコート・マフラー・手袋は、必要がないので持っていません。

一番寒くなる2月頃でも、インナーを工夫したり、少し厚手のロングカーディガンを羽織ったりする程度で済んでしまいます。

それらを着る時期も短いので、数着しか持っていません。

季節ごとに衣替えをするも必要なく、クローゼットの中で取り出しやすい手前の方にかけ直すくらいで済むのでとても楽!

ただ、これは個人差がとても大きな問題ですよね。

冬服は不要と書きましたが、寒さの感じ方は人によるので、真冬のような服装をしている人もいます。

特に沖縄で生まれ育った地元の人は寒さに弱いのか、20度を切ると急にダウンコート(!?)を着ていたりします。
(でも足元は素足にサンダルだったりで、謎のファッションも見かけますが…)

その一方で、一年中半袖で過ごしている人(主に男性)がいるのも事実。

景色が明るい

沖縄は常緑樹の植物が多いので、冬でも枯れ木をほとんど見ません。
山も、真冬でも青々と茂っていてとても綺麗です。

緑が多いと、景色が明るくて気分が良いものですよね。

本土にいたときは、冬のどんよりとした景色で気が滅入ることもありましたが、沖縄で生活しているといつも明るい気持ちでいられます。

ハイビスカスなどの鮮やかな花も一年中咲いていますよ。

光熱費が節約できる

沖縄で生活して15年、暖房をつけたことは一度もありません。

実際は、暖房をつけたくなるくらい気温が下がった年もあったのですが、暖房器具をもっていなかったので、厚着などで何とか乗りきりました。
(当時住んでいた賃貸物件に備え付けのエアコンは、冷房専用でした)

使うとしても年間数日なので、今後も買う予定はありません。

ただ、寒さの感じ方はそれぞれなので、沖縄で暖房を使っている人がいることも事実。

寒がりの友人は石油ストーブを持っているそうですし、沖縄県内のホームセンターでコタツも売っています。

沖縄移住のメリット2.大自然が身近にある!

どこまでも透明な海

旅行などで沖縄を訪れる目的のひとつに、青い海をはじめとする景色を挙げる人も多いですよね。

決して安いとは言えない旅行代金を払って、何カ月も前から予約をして、時間をかけて…

それでも多くの人が来たいと思えるだけの美しい景色や大自然が、沖縄にはたくさんあります。

沖縄に住んでいると、そのような景色を気軽に見に行くことができます。

場所によりますが、お金も時間もそれほどかけず、行きたいと思ったときに、何回でも。

「今週末、天気よさそうだから海いってみよう!」が叶うのです。

15年住んでいると、いつの間にか当たり前のことのように感じていますが、とても贅沢なこと。

これこそ、沖縄移住生活の大きなメリットのひとつです。

沖縄移住のメリット3.
お金をかけなくても楽しいことがたくさん!

砂浜を歩くヤドカリ沖縄には、お金をかけなくても楽しいと思えることがたくさんあります!

休日も、ほとんどお金を使わずに過ごすこともできますよ。

お金をかけない、おすすめの楽しみ方をご紹介します。

海で泳ぐ

沖縄には、ビーチから自力で泳いで行ける場所でカラフルな魚やサンゴや見られるスポットがたくさんあります。

ダイビングをするとそれなりにお金がかかりますが、シュノーケルであれば最初にシュノーケルセット(安いもので2千円くらい)を買ってしまえばあとはお金がかかりません。

シュノーケルでも充分に綺麗なサンゴや魚を見られるので、まずは気軽にシュノーケルをしてみるのがおすすめです。

 

写真を撮る

海だけでなく、南国の珍しい植物や動物などを写真に撮ることもおすすめです。

今はSNSをしている人も多いと思いますが、写真のネタには困らないですよ。

最近はスマホのカメラで撮影する人も多いようなので、新たにカメラを買わなくても楽しめるのも良いところですね。

ビーチコーミング

ビーチコーミングとは、ビーチに打ち上げられた貝殻やビーチグラス(ガラスの欠片が波に揉まれて丸くなったもの)、流木、サンゴなどを拾ったり、眺めて楽しんだりすることです。

これが思いのほか楽しくて、一時期休みのたびにビーチに通っていました。

違うビーチに何か所か通うと、場所によって打ち上がるものに特徴があるのがわかります。
あのビーチは形の綺麗な貝殻が多い、あのビーチはサンゴがたくさんある…という具合に。

貝殻にはいろいろな種類があります。
小さなものばかり集めてガラスの瓶に入れたり、形の良いものはフォトフレームの周囲を飾るのに使用したり、様々な楽しみ方ができますよ。

サンゴは、綺麗に枝が残っているものはそのまま飾ったり、小さいけれど安定感のある形をしたものはキッチン用漂白剤につけてから箸置きとして使うこともできます。

眺めるだけですが、ヤドカリの観察も楽しいですよ。

沖縄移住のメリット4.全国に友達ができる

赤瓦の屋根の上のシーサー

沖縄移住をしてから、沖縄にいるだけで日本各地に友達ができました。

さすがに全都道府県とまではいきませんが、北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄…すべての地方の友達が、沖縄移住してからできたのです。

沖縄移住することで日本全国に友達ができる理由

沖縄は、陸地面積だけを見たらとても小さな県です。

日本の一番南にあるので国内の各地からも遠く、アクセスが良くない場所にあります。

しかしそんな沖縄には、日本全国から集まるたくさんの移住者が。

一時の移住ブームほどでないにしろ、県外からの移住者は未だに多く、実際に沖縄県は人口が増え続けています。(日本トップクラスの出生率も要因のひとつです)

そのため、いろんな都道府県出身の人と知り合う機会が自然に増え、いろいろな地方出身の友達ができるのです。

このことは、沖縄移住の大きなメリットのひとつだと感じます。

今は沖縄を離れてしまった友達も多く寂しいですが全国各地に会いに行ける楽しみがあります。

沖縄移住のメリット5.
ライブのチケットが取りやすい!

海に映る飛行機の影

あまり沖縄とは関係なさそうなことだと思われるかもしれませんが、このメリットには沖縄ならではの理由があるのでご紹介します。

沖縄がライブのチケットが取りやすい理由

ライバルが少ない

本土であれば、好きなアーティストのライブを観るために県外まで遠征するのは珍しいことではありませんよね。
場所にもよりますが、近隣の県であれば車や電車などで行くこともできるもの。

一方で沖縄は、お隣の鹿児島県から来るのにも海を越えてこなければなりません。

移動手段は飛行機一択、時間もかかる。
高めの交通費だけでなく、日帰りは不可能なので宿泊費も必要です。

沖縄に1回遠征するなら、その費用で他の会場に2回(以上)行ける!
…となれば、わざわざ沖縄の会場を選んで遠征して来る人は少ないことが予想されます。

実際に、沖縄でのライブのチケットの取りやすさは歴然。

関東ではめったにチケットが取れないアーティストでも、沖縄の会場ではチケットが取れなかったことが無い程です。

沖縄の人はチケットを取るのも「うちなーたいむ」

遠征組が少ないとなると、チケット争奪の主なライバルは沖縄に住んでいる人たちなのですが…

沖縄の人は、人気アーティストのチケットを取るのにも得意の「うちなーたいむ」を発揮しているのではないかと感じています。

※「うちなーたいむ」は、沖縄の人独特のゆったりとした時間の感覚のことです

 

沖縄では、全国的に人気のあるアーティストでも、公演の数日前になってもチケットが残っていることがしばしば…。

「チケット発売中!」とテレビCMが流れて、ビックリすることも。

(このアーティスト、何かの理由で沖縄では人気無いのかな…?)

と心配になるのですが、当日会場に入ると立ち見席までギッシリと埋まっていることがほとんど。
余程ギリギリか、当日券を買っているのでしょうか??

沖縄に来るまで、ライブのチケットは発売日の発売開始時間ちょうどに購入しないと売り切れるものだと思っていたので驚きました。

もちろん、沖縄でも即完売する場合もありますし、
残念ながら当日まで売り切れないアーティストもいます。

いずれにしても、本土より断然チケットが取りやすいことは間違いありません。

沖縄移住のメリット・ベスト5【まとめ】

いかがでしたか?
15年沖縄で生活した私が感じる沖縄移住のメリット・ベスト5は以下の通りです。

  • 冬が暖かくて快適
  • 気軽に大自然を楽しめる
  • お金をかけなくても楽しいことがたくさん
  • 全国に友達ができる
  • ライブのチケットがとりやすい

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
ひより
ひより
沖縄に移住して15年の兼業主婦です。 良い所もそうでない所も、リアルな沖縄生活を伝えます。